MEO対策とは!?基本から効果まで徹底解説!本当に集客できるの?
MEO対策とはGoogleの検索結果のGoogleマップ上に優先的に自分のお店を表示させるための対策のことで、集客効果が高く最近注目を集めているWEB集客の手法のひとつです。
Google検索で「佐倉市 居酒屋」などと検索した時に表示される地図の部分です。SEOよりも上位に表示されるうえに、ユーザーが行動を起こしやすい見た目になっているので問い合わせ数の増加や来店数の増加に期待ができます。
今回はMEO対策の基本とメリットについてご紹介します。
《この記事はこんな方にオススメです》
- MEO対策の効果が気になっている方
- 効果的にWEBで集客する方法を知りたい方
MEO対策とは何なのか?
MEOとは(Map Engine Optimization)の略称です。つまり、Googleで検索した時に表示されるGoogleマップで自分のお店が優先的に表示されるための対策ということです。(下記画像参照)
GoogleマイビジネスというGoogleの機能に無料登録すればオーナーとして編集したり記事投稿したりすることが出来るようになります。
下記画像が実際に「佐倉市 居酒屋」で検索した時に表示されたページになりますが、赤枠で囲われた部分がMEOと呼ばれる箇所になります。
検索画面で表示されているのは3店舗のみです。この上位3店舗に入るか入らないかで集客に雲泥の差があるのです。この上位3位以内に入るために対策することをMEO対策と言います。
まだ知らない人も多いのですが、実はこれは今自分が検索している場所から一番近い順番で表示されているんじゃないんです。
距離も関係するのですが登録情報の正確性や更新頻度、画像の質や口コミ数など様々な条件で表示順位が決まっています。
MEO対策が注目されている4つの理由
MEO対策というものが何となくどういう物かは理解して頂けましたでしょうか?もし、あまり理解できていない時は直接ご説明もさせて頂きますのでお気軽にお問い合わせください。
それでは、なぜMEO対策が注目されていて多くの企業が対策を始めているのか?MEO対策が注目されている4つの理由をご紹介していきます。
スマートフォンの普及
現代では特にスマートフォンの使用率が急速に拡大しており、15~49歳の9割以上がスマートフォンを所有していると言われています。この波は今のところ止まる気配はなく年々スマホユーザーの人数は増加傾向となっています。
スマホがなかった時代は、人から紹介してもらったお店や雑誌やチラシを見てお店を決めたいた人も、今ではほとんどの人がスマホから情報収集してお店を決定しています。
それだけWEB集客の重要性が増しているということです。
関連リンク:総務省https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h30/html/nd142110.html
ユーザーの検索ニーズが変化している
スマホユーザーの多くの人がGoogleやYahooなどの検索エンジンやアプリなどから行きたいお店を探しています。
例えば、飲食店なら「食べログ」や「ぐるなび」美容室や整体院なら「ホットペッパー」と言った具合に。
しかし、ここ最近でユーザーの検索ニーズが変化してきているのです!
外食サービスを例に取ると、2010年頃では、「食べログ」や「ぐるなび」などのポータルサイトから、ランキングやオススメされたお店や検索の上位に表示されたお店を選んでいる人が多かったのですが、2015年頃に入り「Retty」のようなより信頼性の高い口コミが集まるサイトを使ってお店を決める人が増えてきました。
それが2019年から2020年に入り、ユーザーの趣味趣向がよりニッチになってきました。Instagramで誰かが投稿した写真を見てお店を選ぶ人も出てきたり、「地域名+居酒屋」や「近くの2人でいける居酒屋」、「〇〇駅の焼き鳥の美味しいお店」など細かい条件で検索する人が増えてきたのです。
ユーザーがより細かい条件でお店選びをし始めたということは、お店側としては当然それに対応しなことには集客が難しくなって行きます。
Googleが力を入れている
こういった検索をする人が増えた背景にはGoogleの存在も大きいと考えられます。もしかしたら皆さんもCMで見たことがあるかもしれませんが、GoogleがCMで「札幌の美味しいもの」とか、「いい感じのカフェ」などとスマホで検索したりスマホに話しかけて近くのお店情報を表示してくれるというCMです。
これらのCMのおかげで一気に「近くの〇〇」などで検索する人が増えました。
そういった影響もあり今GoogleではMEOに力を入れており機能も日々更新されどんどん良くなっている状況です。
SEOより上に表示される
Google検索で集客効果が高いと言われるSEOですが、現在ではMEOの方が上位に表示されるようになっています。
とはいえ、まだまだSEOの効果も抜群で大きな集客効果も認知度向上の効果があります。しかし資産を多く持つ大手企業や、SEOにかなりの力を注いでいる中小企業などに勝つことが相当に難しくなってきているというのが実情です。
一方でMEOは、地域の店舗集客に最適の手法ですので地域ビジネスにこそ勝ち目があるのです。まだまだ、他の店舗が対策を実施していない今が取り組む絶好のタイミングです。
MEO対策をするとどんな効果があるの?
では、実際にMEO対策をするとどんな効果が得られるのかが気になるところです。ズバリ、集客数のアップです。ひいては売上アップに繋がるということです。今多くの人がスマホを使って行きたいお店を検索し、口コミやお店の雰囲気などを見てお店を決定しています。
これらのニーズを満たしているのがMEOということになります。なので、地域で店舗ビジネスを経営している人はもはや必須の対策と言えるでしょう。
圧倒的集客力で新規客を獲得
ユーザーのニーズを満たしたデザインになっていることや、検索した時にSEOよりも上部に表示されることなどが良い効果に起因しています。
前述した通り、今多くのスマホユーザーは「地域名+〇〇」というように具体的な地域や今自分がいる場所から一番近い所などで検索をしています。新規でお客様を獲得したいのであればMEO対策を取り組まない手はないでしょう。
ユーザーが行動を起こしやすいデザインになっている
集客力の効果が出やすいのにはもう一つ理由があります。ユーザーが行動を起こしやすいデザイン性です。検索画面に表示された店舗の画像をクリックすると下記画像のような画面が表示されます。
その画面から直接、電話をかけたり、お店までの道案内ができたり、お店を予約することも出来るようになっています。
これはWEBマーケティングの定説でもあるのですが、行動を起こしてもらうまでの手順は少なく、かつシンプルな方が良いという部分を網羅しています。
地域の店舗オーナーに勝機あり!大手サイトに負けない
MEO対策は特に地域の店舗オーナーや地域で事業を営む方にメリットの多いものとなっています。これは「地域名+〇〇」と検索されているので当然ではあるのですが、SEOの場合だと大手企業やしっかり予算も時間もかけて取り組んでいる企業に取られる傾向があるのに対してMEOは地域の店舗オーナーでも全然上位表示することが可能だからです。
対策をしてから効果が出るまでの時間が短い
対策を始めてからわずか2週間ほどで集客数が2倍に増えたという店舗があるほど、効果が出るまでの期間が短いのもMEO対策の特徴です。
これはまだ取り組んでいる店舗や企業が少ないというもの理由です。実際には対策で上位表示を目指せるということを知らない方が多いのです。なので取り組むなら本当に今がチャンスです。
口コミ機能で自分のお店を効率的にアピールできる
MEO対策の特徴でもある口コミ機能です。お店を選ぶ際に値段やメニューだけでな口コミや店舗の雰囲気を重視する人も多いです。
口コミ機能には、そのお店に行こうか迷っている人に向けて後押しとなる重要な機能ですのでぜひ充実させるようにしましょう。
MEO対策って何をすればいいの!?
では実際に上位に表示させて、集客力をアップするために何をすれば良いのでしょうか?Google社は下記のように言及しています。
ローカル検索結果の掲載順位が決定される仕組みローカル検索結果では、主に関連性、距離、知名度といった要素を組み合わせて最適な検索結果が表示されます。たとえば、遠い場所にあるビジネスでも、Google のアルゴリズムに基づいて、近くのビジネスより検索内容に合致していると判断された場合は、上位に表示される場合があります。関連性関連性とは、検索語句とローカル リスティングが合致する度合いを指します。充実したビジネス情報を掲載すると、ビジネスについてのより的確な情報が提供されるため、リスティングと検索語句との関連性を高めることができます。距離距離とは、検索語句で指定された場所から検索結果のビジネス所在地までの距離を指します。検索語句で場所が指定されていない場合は、検索しているユーザーの現在地情報に基づいて距離が計算されます。知名度知名度とは、ビジネスがどれだけ広く知られているかを指します。ビジネスによっては、オフラインでの知名度の方が高いことがありますが、検索結果にはこうした情報が加味されます。たとえば、多くの人に知られている著名な美術館、ランドマークとなるホテル、有名なブランド名を持つお店などは、ローカル検索結果で上位に表示されやすくなります。ビジネスについてのウェブ上の情報(リンク、記事、店舗一覧など)も知名度に影響します。Google でのクチコミ数とスコアも、ローカル検索結果の掲載順位に影響します。クチコミ数が多く評価の高いビジネスは、掲載順位が高くなります。ウェブ検索結果での掲載順位も考慮に入れられるため、SEO の手法もローカル検索結果の最適化に適用できます。Google では、掲載順位を上げるためのリクエストや金銭の受け取りには一切応じておりません。検索アルゴリズムの詳細は、すべてのユーザーにとって可能な限り公平なランキング システムを構築するために機密情報となっています。引用:Google のローカル検索結果の掲載順位を改善する
Google:https://support.google.com/business/answer/7091?hl=ja
要するに、「みんなから評価されているお店、更新頻度が高いお店は良いはずだ」という考えです。その評価の基準とされているのが、WEB上でどれだけ名前が使われいるかであったり、Gooleマイビジネス情報がどれだけ更新されているか、口コミがどれだけ集まっているかなどで評価されています。
まずはGoogleマイビジネスに登録
MEO対策を始めるにはまず、Googleマイビジネスのオーナー登録確認を行う必要があります。
最初に下記ページからGoogleマイビジネスの登録を行いましょう。https://www.google.com/intl/ja_jp/business/
手順に従って登録すれば誰でも簡単に登録が可能です。
お店の情報を正確に入力する
Googleマイビジネスの登録が完了すると、画像のような画面が表示されます。まずは「情報」の部分でお店の情報を正しく記載してください。
あとは、情報をしっかり更新してお店の情報やメニューなどの記事を投稿してユーザーにとって有益な情報を提供し続けましょう。
綺麗な写真を掲載することも重要です。店舗のイメージが伝わるような写真や、360度見渡せる店内ストリートビューの撮影などで雰囲気を伝えるのも重要です。
個人の方でなかなかストリートビューを撮影できるカメラを持っている方は少ないと思いますので、撮影だけの依頼も承っておりますのでデジタルマート株式会社にご相談ください。
そのあとは実際に来店してもらったお客様にお願いして口コミを書いてもらったりして口コミを集めて行くことが重要となります。また、口コミに対しても真摯な対応で返信もしっかり行いましょう。
MEO対策で効果がある業種
主に地域で店舗ビジネス行って入ればほとんどのお店で効果を期待できるでしょう。
・飲食:居酒屋、カフェ、ラーメン店、レストラン、バー、飲食店全般
・教育施設:英会話スクール、学習塾、専門学校、茶道教室、書道教室、料理教室、ボイストレーニング
・医療系:歯医者、眼科、クリニック、耳鼻科、小児科、産婦人科、整形外科、美容外科、皮膚科など
・建築、不動産:不動産屋、レンタルオフィス、リフォーム業者、工務店、塗装屋、便利屋、ハウスクリーニング、空調設備
・美容:美容室、ネイルサロン、マツエク、エステ
・リラクゼーション:整体院、整骨院、鍼灸院、ストレッチ専門など
・士業:税理士、公認会計士、弁護士、社労士、司法書士、行政書士
・宿泊施設:ビジネスホテル、ホテル、旅館、温泉
・小売店:ブランド買取、リサイクルショップ、質屋、家具店、本屋
・アミューズメント施設:カラオケ、ダーツ、漫画喫茶、ネットカフェ
・自動車関連:車販売店、中古車販売、板金、修理工場
など、ご覧の通り店舗を構えるビジネスなら集客アップの効果が期待できます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今なぜMEO対策が注目されているか分かって頂けたのではないでしょうか。低コストで、すぐに効果が実感できて、まだ取り組んでいる店舗が少ない今が対策をスタートする絶好のタイミングです。
特にコロナの影響でオンライン化が急速に進んでおります。ぜひMEO対策で集客アップを目指してください!